『ジキル&ハイド』を観劇。久々のミュージカル。
最近は映画にしても芝居にしても演出的思考で観てしまうので、物語りに没頭してしまうことがほとんどない。なので、良いか悪いかは別にしてあー面白かったという感想にはならない。
物語の構成や世界観を作るうえでの舞台装置等の使い方や、それに伴う効果音や音楽、ライティング、役者の立ち位置、さらに映像では、カメラワークやカット割り、表情の捉え方など。もう物語に没頭している暇などないですw
お客さんのイマジネーションを刺激するべくありとあらゆる演出的手法。そしてある意味猛獣のような役者達をまとめあげ1つの方向性を示唆し導く強いリーダーシップ。
センスやカリスマ性だといってしまえば終わってしまうが、演出家の資質って世界観や方法論、構成力は当たり前のように必要なのかもしれないが、もっとも、それらを説得できる強いリーダーシップってのが1番重要なのかもなと思った。
芝居を作るうえで『芝居は関心させるものじゃない、感動させるものだ』っていうのが難しさの1つにあると思うが、演出家によるこのバランスは役者とはまた違った難かしさがあり、面白いものだなと思った。
そういう意識で『ジキル&ハイド』も観劇していたので、感想といってもハイドが殺人を犯してしまうシーンでの効果音がインパクトが弱かったとか、娼館でのライティングを俺ならあと、もう少しだけ明るめにしたなとか、ラストシーンはもっと引っ張って2人をよりライティングでフォーカスさせて効果的にするなとかそんなんばっかり・・・というか何様だよオレw
一緒にいったかみさんは満足していたので、きっと普通にみたら面白い作品なんだと思います。ちなみにお客さんはほぼ満席状態、さすがですな。