神戸 3日目(最終日)

神戸最終日。飛行機の時間がお昼だったので、朝早くホテルをチェックアウトし親父の所へ向かう。
朝食は自宅から徒歩5分ほどのところにある、神戸に来た時には必ず行く喫茶店へ。まぁ親父は歩くことが相当しんどいので、一緒に行けなかったのが残念。

とにかくここのサンドイッチとサラダは美味い。
お店の雰囲気もとてもよくて、天井も高く、窓も多いし、とても開放的な空間で気持ち良い。なのでお客さんでほぼ満席状態だったけれど、窮屈感もそう感じなかった。
1時間ほど、喫茶店で過ごし、自宅に戻る。時間も迫ってきて、そろそろ行こうかとなった時に、親父が車で送って行くと言い出した。
おいおいマジかいな。

親父は宮崎から神戸に移ってきてからはずっとタクシーの運転手をしていた。
癌のことが分かった後でも調子がいい時には仕事にいっていたらしい。さすがに最近は歩くのもままならないので、行っていないだろうと思っていたのだけれど、どうやら今でも行っているらしい。
というか乗車する俺ら(お客さん)の方が怖いんですけどw
まぁ小さい頃みていた親父のことを思うと、死に直面しているのに働きに行こうする姿はとても嬉しいのだけれど、今の親父の身体のことと、仕事内容のことを考えると、とても複雑で、やっぱ親父は自分勝手で我がままなのだなとも思ってしまう。
とりあえず調子もいいらしいし、親父からは何もしてあげれない、せめて車で送らせてくれとのことだったので、命を預けることに。あははw
まぁタクシーに乗ってこんなにヒヤヒヤするのは始めての経験だった。
運転する親父は家に居るときと違い、シャキと締まった顔をしてとても病人とは思えない運転ぶりだった。まぁ当たり前なんだけどね・・・。

神戸空港に到着し、親父と別れた。
もしかすると生きてる親父と会うのはこれが最後かもしれない。俺がよく写真を撮っている姿を見て「俺の遺影写真撮っといてくれよ」と笑いながら言ってきたことが忘れられない。

神戸空港はまだ出来立てホヤホヤの空港でまだ便数も少ないせいか、この時期なのに結構空いていた。搭乗時間までまだ少し時間あったので、お土産へ。
ゲンタは窓からみえる飛行機に釘付けw 叫ぶことなく、はしゃぐことなく、ただじぃーっと眺めていた。僕が近づくと、あーだこーだと色々教えてくれた。すでに俺より詳しいかもw

飛行機に乗るとリオンがイヤホンを取り出しこれで聞きたいと言い出したので、ご自由にどうぞといった結果このような形にw あえて逆だぞと教えなかったおれら夫婦はやっぱ意地が悪いw
いつかこの写真をネタに家族で笑い合える日がくることを強く望む。なんだそれw

親父やおふくろに孫の成長した姿を見せる事ができたのはやっぱ嬉しかった。
後、親父がどれぐら生きていられるか分からないけれど、また家族で行こうと思う。









